学習計画の立て方
学習計画は無理のないものを立てましょう。
計画は、本試験までの限られた時間を効果的に使うため、そして、
モチベーションを保つために立てるはずです。
計画通りにならないからといって、ストレスになるようであれば、本末転倒です。
計画未消化になっとしても、良い意味でのプレッシャーとなり、
すぐに取り戻すことが できるくらいが、ちょうど良いかもしれません。
どんなにきっちりと計画を立てていても、突発的な出来事は頻繁に起こるもの。
計画通りにならなかったことを悔やむよりも、時には潔く計画変更するなど、
柔軟性が必要です。
ギリギリの計画よりも、多少余裕のある方が修正が容易です。
例えば、週単位で計画を立てるのであれば、あえて1週間のうち1日は
予備日にしておいて、他の日の遅れをその1日で取り戻すのです。
学習計画の立て方はいろいろあります。
月単位、週単位、日単位、時間単位。
私は月単位の計画はざっくりと立てておいて、その日に何をやるのか、
1日の計画を重視していました。
休日であれば、1日のなかでも、
朝一番にやるもの、昼頃やるもの、午後やるもの、勉強に飽きたときにやるもの、
1日のはじめに、その日に何をどれだけやるか決めていました。
そして、30分単位や1時間単位で、どのくらいの問題数をやるのかも、決めていました。
休憩をしたり、お昼ご飯やおやつを食べたり、そんなことも
計画の中に入れていました。
1日中ひたすら勉強を続けるのは、最初から無理だと分かっていたからです。
一般的に、朝は脳がすっきりしていて、夜は疲れているもの。
より重点的にやりたいものは、朝やった方が効果的のようです。
ちょっとした休憩や、チョコレートなどの甘いものも、集中力を高めるために
必要な気分転換です。
ただし、炭水化物の食べすぎは、眠たくなるので要注意です。
初年度や2年目までは、1日1科目やることがありましたが、年数を重ねるごとに、
1日のうちに複数科目をやるようになりました。
ずっと同じ科目をやっていて集中力が低下したときは、科目を変えることにより、
頭が切り替えられて、また集中できるからです。
計画通りに1日を終えると、達成感があります。
小さな達成感の積み重ねが、合格という大きな目標達成につながります。
効果的な計画を立てて、無理のないようにがんばりましょう。