集中力の保ち方

せっかく勉強するなら、集中した方がより効果的です。
そうは言っても、長時間、集中力を保つのは、容易ではありません。
どうしたら集中力を維持できるのか、実践したことをご紹介します。

<時間を細かく区切る>

最も良かったと思うのが、時間を細かく区切って勉強することです。
人の集中力は15分とか、30分とか、いろいろな説があります。
集中力の限界が90分だから、大学の講義は90分に設定されているそうです。

私は、30分を一つの区切りとして、勉強するようにしていました。
30分でテキストのどこまでするか、何問解くかを決めて勉強していました。
思ったとおりにできると、達成感があります。
この達成感を大切にしていました。

時間設定は人それぞれです。
一区切りして科目を変えると、新鮮な気持ちで勉強を続けることができます。

ただし、模試などで、長時間集中することにも、慣れておきましょう。
択一式は3時間30分の長丁場です。
途中で力尽きてしまわないように、事前に確認しておくことも必要です。

<ご褒美作戦>

自分で自分にご褒美をあげる、そんな作戦です。
禁欲的なことばかりでは、長続きしないと思い、実践しました。

ちょっとしたことだと、スマホを見るとか、チョコレート食べるとか、
コーヒーを飲むとか、食事をとるとかです。
時間を区切っての勉強と併用すると、より効果的かもしれません。
30分勉強するごとに、自分にご褒美を与えると、気分転換になります。

1日の終わりにお酒を飲んだり、模試のあとに買い物したり、
がんばった後は、楽しさが増し、生活にメリハリができるのではないでようか。

<眠たくなったら寝る>

昼食後に睡魔が襲うことがあります。
短時間の昼寝が集中力を高めることは、良く知られています。
眠いなかで無理するよりも、20分くらい昼寝をした方が、すっきりして
勉強することができます。
30分以上の昼寝は、パフォーマンスを下げることになるそうなので、
少しだけで我慢しましょう。

夜眠くなった場合も、無理するよりも、睡眠を大切にしましょう。
眠ることに罪悪感があれば、翌朝がんばると良いのではないでしょうか。

<騒がしいところで勉強する>

人間の脳は、無音のところよりも、少しだけ音がある方が集中できるそうです。
喫茶店で勉強したり、音楽を聴きながら勉強したり、
静かなところで勉強するよりも、はかどるかもしれません。

本試験では、周りに人がいる中で、問題を解かなければなりません。
当日「隣の人が気になって、集中できない!」なんてことがないように、
多少の雑音の中でも、集中するクセをつけておきましょう。

<集中できなくてもやる>

たとえ集中できなくても、やらないよりはマシ。
何となく勉強していたら、いつの間にか集中していることもあります。
気分が乗らなくても、とりあえず勉強をはじめてみてはいかがでしょうか。

<まとめ>

長時間集中するのは、簡単ではありません。
いろいろ実践してみて、効果的な方法を見つけてください。

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