過去問の重要性

「過去問を制する者は、社労士試験を制する」
そんな言葉を聞いたことがあります。
初学者の方も、受験経験者の方も、何度でも過去問を解きましょう。

初学者の方は、過去問を何回も解く時間がないかもしれません。
受験経験者の方は、前年までに過去問をやっていると、
「今さら過去問なんて」と思い、過去問をやらなくなるかもしれません。
それでも、やはり過去問です。

「国家資格攻略は、とにかく過去問!」と司法書士の方が言っていました。
社労士も、例外なく過去問です。

過去問は、最低でも5年分、できれば10年分くらい解いた方が良いでしょう。
10年分やる余裕がなければ、選択式だけでも10年分やると良いと思います。
選択式のなかでも、特に労一、社一は10年分です。
労一、社一で不安になるようだったら、とりあえず過去問をやりましょう。
他の科目もしかりです。

過去問をやると、試験問題の傾向が分かります。
そして、何回も解くと、いつも同じところで間違えることがあります。
そういうところは、しっかり勉強しましょう。
どこが弱点なのかを知るためにも、複数回やりましょう。

過去問をやるときに注意すべきことは、最新の問題集を使うことです。
法改正により、出題当時と答えが違っているものがあります。
間違った記憶を植え付けないよう、法改正に気を付けましょう。

また、択一式一般常識のうち、その当時の統計を扱った問題は、
何回もやる必要がないかもしれません。
あくまでも、問題の傾向を把握するつもりで勉強しましょう。

過去問以外の問題集がたくさん出版されているので、
「そういうものをやっが方がいいんじゃないか」と迷うかもしれません。
過去問をやってなお時間的余裕がある場合や、苦手科目の克服のために
過去問以外の問題に取り組むのは、良いかもしれません。
しかし、まずは過去問、何回でも解きましょう!

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