合格者の勉強法

合格するための勉強法をお話します。

とにかく、より多くの時間を勉強に費やすことです。
結局、当たり前のことなのですが、やはりこれに尽きると思います。
時間をかけず、要領だけで合格したという人を聞いたことがありません。
かけた年数は違えど、合格者はみんな並々ならぬ努力をしています。

一般的には合格に必要な時間は、700時間とも900時間とも言われています。
ただし、同じ700時間でも、
集中している700時間と、だらだらした700時間では、全然違います。
短い時間でも、集中していれば、とても効率的です。
かと言って、気が乗らなくて集中できなくても、やらないよりはマシ。
やっているうちに気持ちがノリ始めることもあります。

心理学で「5秒の法則」というものがあるそうです。
人間は5秒もあれば、次々に言い訳を考えるというものです。
「今日は仕事で疲れたからな~」とか、「忙しかったからな~」とか、
言い訳を考えるとやらなくなります。
別の言葉では「取り掛かると半分終わったようなもの」というのがあります。
とにかく本を開いて勉強を始めましょう。

合格者の方々から聞いた勉強法を2つご紹介します。

勉強法その1 <朝やる>

合格者の方々に聞いて圧倒的に多かったのが、
「朝、仕事前に勉強する」というものです。
人間の集中力には限界があります。
仕事後は多少なりとも疲れていて、集中力は低下しています。
1日の中で最も集中できる朝に勉強するのが、効果的です。

勉強法その2 <スキマ時間の活用>

もう一つ、必ずと言っていいほどみんながしているのが、
スキマ時間の活用です。
通勤時間や昼休憩はもちろんのこと、
私は、会社に着いてから始業までのわずかな時間にも、勉強していました。
周りからの目は気にせずです。

スキマ時間は単に時間を確保するだけでなく、
より高い集中力を得ることができる場合があります。
練習問題であれば、限られた短い時間で解こうとするので、
自分を追い込んで集中することができるのです。

スキマ時間を有効に使うために、
事前にスキマ時間用の教材を準備しておくと、より効果的です。
ゆっくり時間がとれるときでなければ解けない問題と、
少しの時間でサクサク解くことのできる問題を分けておくのです。
どの問題をどの時間にするのかは、直前期の勉強方法にもつながるので、
自分に合ったものを早めに見つけておいた方が良いかもしれません。

結局、合格するためには勉強するしかないのですが、
どのように勉強するかは、とても重要です。
そして、どの方法が自分に合うかは、人それぞれです。
はじめのうちは試行錯誤するかもしれませんが、長期間の迷いは禁物。

早めに自分に合った勉強方法を見つけて、
ひたすら勉強に打ち込むことができればいいですね。