何年で合格?
社労士試験合格までの平均年数は、4、5年と聞いたことがあります。
正確な数字は知らないのですが、
一発合格する人もいますし、7、8年かかる人もいるそうです。
私は6回目で合格しました。
振り返ってみると、1、2年目は明らかに勉強不足でした。
3年目からは知識が定着した実感があったものの、3回続けて1点足りず。
本番に弱いのか、運がないのか、かなり落ち込みました。
結局、やはり力不足と思いなおし、それまで以上に努力することにしました。
そして合格しました。
6年かかった私が言うことではありませんが、相当勉強すれば、
半年~1年の勉強期間での一発合格は、可能だと思います。
初学者の強みは、細かいことを気にする余裕がないので、
基本事項に徹していること。
社労士試験は、みんなが解ける問題を確実に解いて、
みんなが解けない問題は、解けなくても合格できる試験です。
基本事項を確実に覚えていれば、合格の可能性があります。
私が最も合格に近いと思っているのは、2、3年目です。
勉強量的には1年目は、正直、厳しいかもしれません。
2年目以降になると、細かい部分や、例えば年金制度の仕組みなど、
理解しながら記憶する余裕があるのではないでしょうか。
ただし、本試験後も継続して勉強を続ける、
もしくは、不合格になった後、すぐに勉強を再開することが重要です。
どんなに頑張って覚えていても、忘れるのはあっという間。
せっかく覚えたことを忘れないように、勉強を継続しましょう。
詳しくは 試験後の過ごし方 をご覧ください。
私の経験では、3年を超えてくると、それまで以上に
モチベーションの維持が課題となってきます。
毎年、不合格は相当ショックなのですが、
一方で、不合格に慣れてしまった自分がいるからです。
私は「10年はあきらめず、絶対に頑張る」と決めて続けました。
5年目からは「一人では、もう頑張ることができない」と思い、
専門学校に通いはじめました。
モチベーションを保つためです。
2年目で合格した人が、
「合格した年は、前年にやったことと同じことをやらないようにした」
と言っていました。
ゲン担ぎ的な考えもあったのかもしれません。
ダメだった時と同じことを繰り返して、同じ失敗をするよりも、
変えることにより、気持ち新たに合格へ突き進むことができるのであれば、
良い方法だと思います。
勉強方法や生活リズムを変えるには、勇気が必要です。
自分が良いと思うものは信じて続ける、ダメだと思ったものは変えていく。
迷いながらやり続けるのは良くないので、
これと決めた方法を信じて、合格を目指しましょう。
勉強をはじめて間がない人も、長年勉強を続けている人も、
合格への強い信念と、モチベーションの維持が大切です。
このブログが、少しでも役に立てれば幸いです。