縁起を担ぐ

最初の頃は「神頼みなんて…」と思っていた私も、年数を重ねるごとに、
「お願いできるのであれば、お願いしよう」と思うようになりました。
地元の神社をはじめ、太宰府天満宮にも2度行きました。
七五三の子供たちに紛れて、祈祷してもらったこともあります。

「神様にお願いしたら合格できる」とは思っていません。
しかし、祈願に行くことにより、気持ち新たにがんばることができるのであれば、
効果はあると思います。
勉強が辛くなったときや、弱気になったときに、気力を取り戻すことができるのであれば、
どんなことでも試してみるべきではないでしょうか。
せっかくなら、直前期の貴重な時間を使うよりも、少し余裕がある時の方が
良いかもしれません。

受験経験があると、失敗した時と同じものを使ったり、同じことをするのは嫌だと
思うこともあるでしょう。
「縁起が悪い」と気になるようであれば、避けた方が良いかもしれません。
とにかく、良い方向に集中できる環境をつくるべきだと思います。

私は、5角形の合格鉛筆で本試験に臨み、不合格になりました。
翌年、その鉛筆を再び使うべきか、かなりためらいましたが、やっぱり、
5角形の鉛筆の方が良いような気がしたので、再び使いました。
そして、合格しました。
気に入ったものは、集中力を高める一助となります。

「運が良かったので、合格できた」という話を聞いたことがあるかもしれません。
運を引き寄せたのは、その人がそれなりの努力をしているのだと思います。
社労士試験は、全く勉強せず、運だけで合格できる試験ではありません。
「たまたま覚えたことが出題された」ということがあるとすれば、
たくさん記憶しておけば、偶然が的中する確率は、確実にあがります。

本試験までに、できることは全てやりましょう。
悔いのないよう当日を迎えることが大切です。