イメージが結果を引き寄せる

社労士の勉強を始めた頃、受験経験者のブログをみていると、
1点足りなくて落ちた方のエピソードがありました。
「本試験の帰りのバスの中で、悔しくて涙が止まらなかった」
というお話です。
その頃の私は、その後自分が同じような経験をすることになるとは、
思っていませんでした。
「そんなことになったら悲しいな…」と他人事のように思っていました。
しかし、実際、自分が1点足りなくて落ちた時、
そのエピソードが強く頭に浮かびました。

「頭の中のイメージが、現実の結果を引き寄せる」
そんな話を聞いたことがあります。
実際は、引き寄せたわけでなないのかもしれませんが、
引き寄せたような気がしてきます。

合格した年は、とにかく合格後の自分をイメージするようにしていました。
特に直前1か月前からは、毎日大きく声に出して、
「今年は絶対合格する」「やれば出来る」と言い聞かせていました。
合格したらやりたいことも、意識してイメージしていました。

3年続けて1点足りなかったので、
「また1点足りなかったらどうしよう」と何度も思いました。
でも、そのたびに
「1点足りなかった人は、たくさんいるはず」
「それでも、やるしかないんだ」
と何度も言い聞かせて頑張りました。
合格して喜んでいる自分を何度もイメージしました。

より具体的なことをイメージするために、
合格者の体験談を参考にするのも良いと思います。
勉強方法を知ること自体も、役立ちます。

試験勉強は自分との闘いです。
性格にもよりますが、誰でもネガティブな気持ちになることがあります。
そういう時こそ、良いことを強くイメージしてください。
きっと、それが良い結果を引き寄せたと思えるのではないでしょうか。