社労士を目指したきっかけ
自己紹介かたがた、社労士を目指したきっかけをお話します。
主なきっかけは2つ、
どちらも、これを理由としている方は多いのではないでしょうか。
きっかけその1 <FP受験>
長年、経理や税務の仕事をしていた私は、ある日上司から、
「FP3級ならそんなに勉強しなくても受かるんじゃない?」
と勧められ、受験し合格しました。
3級合格に気を良くし、この調子で2級もと思い、受験し合格。
ただ、FPの勉強中、社会保険の分野がやたら理解できませんでした。
FPには税務、金融、社会保険、不動産などいくつかの分野があります。
社労士とは異なり、どれかの科目を捨てたとしても合格はできます。
ただ、「こんなに分からなくて大丈夫なのか?」と不安になりました。
なぜなら、FPの各分野の中でも、
社会保険は実生活上、かなり重要だということは感じたからです。
これが大きなきっかけとなりました。
きっかけその2 <給与計算業務>
経理の仕事をするなかで、長年、給与計算業務を担当したことがあります。
しかも業務引き継ぎはなし、担当は一人。
会社員はお給料をもらって働いているので、
給与計算は何より重要な業務だと思っていました。
それなのに、「自分のやっていることは本当に大丈夫なのだろうか」と
不安になることが多々ありました。
当時の仕事はあまり忙しくなかったので、
「仕事中の暇つぶしにもちょうどいいんじゃないか…」などと
軽~い気持ちで勉強を始めました。
ちなみに、合格後、社労士の登録をするには2年間の実務経験が必要です。
実務経験のない人は実務講習を受けなければらないのです。
そして、この実務経験に給与計算業務は含まれていません。
そんなこと、知らなかった…
以上が、勉強をはじめたきっかけです。
当初は、合格までまさかこんなに長く(約6年)かかるとは
想像もしていませんでした。
勉強を続けるなかで、資格に対する思いも変わりました。
ちょっとした暇つぶしではじめたはずが、
「この知識を役立てることができる仕事をしたい」と思うようになりました。
いずれにしても、「勉強して良かった!」
この思いは変わりません。